こんにちは、Ryuseiです!
今回は技術の進化がもたらす新しい可能性についての話題です。2025年、Anthropicの生成AI「Claude」に革新的な新機能「Artifacts」が追加されました。これがめちゃくちゃ面白かったので、簡単にまとめてみました!
Artifactsとは?
Claudeと会話するだけで、アプリが作れてしまう…!そんな夢のような機能が「Artifacts」です。生成されたアプリはそのままWebで動かせて、さらに他の人とシェアや複製(フォーク)もできるので、まさにノーコード×AIの最先端という感じ。
現在はβ版ですが、なんと無料プランでも使えるんです。
特徴や機能まとめ
- 自然言語でアプリ作成 「こんなアプリ作りたい!」と伝えるだけで、ClaudeがReactなどのコードを生成してくれます。しかもその場でUIとして確認できるのが驚き。
- Claude APIが組み込める
window.claude.complete()
を使って、生成アプリの中で直接AIを活用できる。コードが書けなくてもLLMが使えるのはすごい。 - 費用は利用者側にだけ発生 アプリ開発者には課金されず、利用者のAPI使用料だけが課金対象。これなら気軽に公開できますね。
- 共有・フォークが簡単 他人のArtifactsもサイドバーから探せて、フォークして自分用にアレンジ可能!
- 本番利用もOK Claude Codeなどの外部エディタにコードを持っていけば、プロダクト化もできるのが嬉しいポイント。
制約事項
今のところは以下の制限あり:
- iframe環境で動くため、ファイル保存やDB連携などは不可
- 外部APIも基本的に呼び出せない
- 会話履歴はJSON形式で保存されていて、コンテキスト管理は内部でやってくれる
iframeって何?
iframeベースのサンドボックス環境とは?
Artifactsで作成されるアプリは、iframeという「ページの中にもうひとつのページを埋め込む仕組み」を使って実行されます。これは、他のWebページと完全に隔離された状態で動作させるための仕組みで、安全性を確保するのに役立ちます。
どう使える?
- 教育ツール:語学学習アプリやクイズアプリをサクッと作れる
- データ可視化:CSVをアップすればグラフもすぐ生成できる
- 文書作成:レジュメや企画書を自動生成するアシスタントとしても便利
- 日常ツール:ポモドーロタイマーやちょっとしたゲームも即構築!
今後の展望
Model Context Protocol(MCP)と連携すれば、外部ツールとの連携も視野に。さらに「Computer Use」機能が統合されると、キーボードやマウス操作も自動化できそうで、かなりワクワクしています。
おわりに
今回紹介したArtifactsは、「誰でもAIアプリを作れる時代」が現実になってきたことを強く感じさせてくれるものでした。僕自身もプロフィールサイトを作る中でHTMLやCSS、JavaScriptを学んできましたが、こうした最新のツールとも連携して、より便利なものを作っていけたらと思います!
次回も、また何か面白い技術を見つけたら共有しますね!